No.13
ジャカランダ(JACARANDA)通信
今日の政治、経済の低迷に似て、気象状況は、不安定を続けている。とくに熱帯性の幼木にとって、一度気温が上がってから、何度も低温を繰り返すことは、生態にとって好ましい状況とはいえません。
だが、こうした悪条件(異常気象)でも、保護者の皆さんの暖かい心くばりと、行き届いた責任感で、満一年を、迎えることが出来出来ました。
「おめでとうジャカランダ君」 「おめでとう保護者諸君」 ここで自戒を込めて一言、

DOn‘t whistle until you are out of the wood。

「森をでないうちに口笛をふくな」

諺は、「安心の出来るまでは喜んでさわぐな」 という戒めの言葉、日本的に言えば「ぬか喜びはするな」という意味です。しかし、喜びだけは卒直に味わいましょう。不安の中、手探りで送った一年間、この経験は、かけがえのない貴重なものです。その苦労を生かすも殺すもあなた次第です。
 さあー、二年目への出発です。
気をゆるめず、経験を生かし、更なる成果に向かって前進しましょう。
  1. 先づは、一年目の、けなげな姿をパチリ。
  2. 次は、鉢の底をのぞいて見て下さい。底から根が飛び出していませんか?
    (a)全然出ていない。
    (b)ごくわずか出ている。
    (c)1cm前後出ている(土の上に置いた物に多い)
    (b)&(c)の場合は、ひと回り大きい鉢に、植え替えて下さい。
  3. 植え替え方法
    @ 現在の植木鉢より大き目の鉢と、プランター用土を用意する。
    A 植えてある鉢を少し斜めにして、手の平で鉢の外側を、ポンポンと1〜2周たたく。
    B 芽の出ていない部分を握って、そーっと抜き出す。(土を崩さないように注意)
    C 鉢の底のゴロ石を取り出し、洗って新しい鉢の底に敷く。
    D 新しい鉢に入れたゴロ石の上に、プランター用土を、少し入れる。
    E 新しい館(鉢)に、引き抜いたジャカランダを入れる。
    F 鉢のスキ間(周辺)に、プランター用土を入れる。(割り箸等でしっかり押さえ込む)
    G 水をたっぷりとやる。(植え替え時には、肥料はやらない)
    H 植え替えて2〜3日は、直射を避ける。芽や幹、根を痛めないように要注意。