No.14
ジャカランダ(JACARANDA)通信
新緑の季節に合わせて、虫も活動を開始します。虫はとくに新芽が好物です。
ジャカランダの新芽に、アブラ虫が群がるのもこの時期です。

アブラ虫退治
  1. 園芸店やスーパーなどで、花木用ハンドスプレーの「殺虫剤ペルメトリン液剤」を入手して
    散布して下さい。(使用上の注意をよく読んでお使い下さい)
  2. 自然農薬を使ってアブラ虫を撃退する方法
    その(1)タバコのニコチン液
    タバコのフイルター巻紙を取り除き、1リットルの水に10〜15本を入れる。約3時間程浸けておく、雨が降っても流れにくくするために、石鹸水を少量加える、ニコチン液はできたてほど効果があるので、3時間経過したらすぐに使用する。アブラ虫にかけると殺虫効果があります。なお喫煙者は煙草の吸殻をときほどきニコチン液をつくるも一考。また、ときほどいたままで、鉢の底に敷けば害虫を寄せつけません。
    その(2)牛乳
    牛乳を薄めないでそのままアブラ虫にかけると効果的です。

    上記を参考にアブラ虫退治をして下さい。

    そうだ、もう一つの方法を忘れていました。
    薬剤も買わず、牛乳も使わず、煙草は嫌煙時代、折角止めたばかりで、喫煙の虫を起こさせては、ジャカランダ愛好家に申し訳ないので、第三の方法も考えてみましょう。
  3. 第三の方法
    あなたの2本の指(人差し指と親指)で、丹念に取り除いてください。この場合、葉や茎に群がっているアブラ虫を軽く押しつぶすか、器を受けて、電気カミソリの付属品で、不要になった掃除用の小さなハケで、払い落として取るかにしてください。
くれぐれも、虫退治にあたって、ジャカランダ本体を傷つけないように注意することが肝要です。早期発見、早期治療は、人間だけの特権ではありません。見落としのないよう観察をつづけ、異状には適確な対応を欠かさず、2年目の発育を見守りましよう。