No.15
ジャカランダ(JACARANDA)通信 |
沖縄の梅雨入りから丁度1ヶ月、この地方(九州・中国・四国・近畿)の梅雨入りが、6月5日(昨年は6月8日)に確認されました。梅雨は五月雨(さみだれ)ともいい、6月(太陰暦では五月)頃、降りつづく長雨です。最近は空梅雨が多く、昔とは梅雨も様変わりしています。あなたは、梅雨の雨でどんな音を連想されますか、 @ シトシト A パチャパチャ B ザーザー、 さあー如何ですか? おなじみ「子連れ狼」のメロディは、シト、シト、ピッチャン。シト、ピッチャン、、、、、、、ですね。答えによって、その人の、育った地域が分るといわれます。 @ は、関東から東北。 A は、近畿・中国。 B は、九州、四国だそうです。 同じ日本の、梅雨といっても降り方はこんなに違います。 さて、梅雨は植物にとっては恵みの雨、バクテリヤや、コケ類まで、成長が促されます。しかし、人間にとっては、関節痛が起こるとか、家の中まで、カビが生えるとか嫌な季節とされています。この梅雨は、インド洋上の暖かい南風が、ヒマラヤ山脈に突き当って、東進することによって形成されるので、中国大陸南部から日本にかけての局地的な現象です。 〈北海道には梅雨は無い〉 仏教の国インドは、僧が修行のため托鉢(たくはつ)に歩きますが、この時期は虫を踏みつけて殺生(せっしょう)することから「安居(あんご)」といって、僧は托鉢に出ず道場にこもって、修行するといわれています。また、ヨーロッパには梅雨がなく、6月の天候は好天で、JUNE BRIDE(6月の花嫁)などの、言葉もあるくらいです。 つゆ談義は、これくらいとして、梅雨といえば、ナメクジ。ナメクジ類は雨あがりとか夕方から夜半にかけて活動し、植物の新芽や花などを食害します。 ナメクジ・カタツムリ退治
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