No.17
ジャカランダ(JACARANDA)通信
読んでくれてるんだね。 ジャカランダ・ニュース。

次々と原稿が寄せられている、文言から垣間見える、表現の一言、一言に、ジャカランダに寄せるただならぬ、愛着が伺えて、このうえなく微笑ましい限りです。

寄稿No1、ジャカランダの独り言?前田征寛

苦しい事もありました、
言いたい事も、不満な事も、沢山あり、腹の立つ事も、泣き出したい事も幾度びか、だけど、それをじっとこらえて、耐えてきた。何とも辛かった、異国での一年でした。喘ぎ悶えて迎えた誕生日。それだけ、喜びは計り知れない。育ての親にありがとう。必ず、実を付け、開花まで、きっと、約束守って、頑張ります。

寄稿No3、     満田久美子

通信頂いて、ありがとうございます。
すべて大切に、ファイルしています。
さて、我が家のジャカランダ君ですが、元気です。でも、部屋に入れていた間は、それは、美しく、大きく、なっていたのですが、外に出したら、急に、環境を変えたせいか、葉がずいぶん落ちてしまいました。ごめんなさい。でも、ご安心下さい、新芽が元気よく伸びているので復活しています。(中略)とにかく、2ヶ所の新芽は、とても元気なのです。いまのところ、虫も寄ってこず、このまま大切に育てて梅雨、夏をのりこえたいと思います。(後略)
寄稿No2、    北野義明

去年の春、なんとなく成り行きで、その小さな木は、我が家の庭に立っていた。一見、合歓(ねむ)の木に似た、それは、茂った枝葉のために、何度か風に、吹き倒された、ならばと、ひとまわり大きな鉢に植え替えたが、たいしたノンベーで、水やりは欠かせなかった。
秋になり、冬になり、それは、ガラス廊下の、一番日当りのいい場所占拠したが、下葉から一段、また、一段と、落葉し、緑色の頂芽を残すのみとなった。
春、やぶつばきの花が、盛りをすぎた頃、それは、目覚めたらしく、日に日に、カタチをかえていった。一年を経て、以前にましておおきく、枝葉を広げたそれは、日照を追って、鉢をあちこち運んでくれた恩人に、ホラ、僕、大きくなったろう!アリガトウ!といっているようだ。

寄稿No4、    野口 清

おかげさまで、広島・天津・佐賀の友好記念の、ジャカランダは、今後における三方の、友好発展を祈るがごとく、病院の一角で、目下、大きく育っています。

註) 日本(広島・佐賀)と、中国(天津)の、友好を記念した、植樹祭にジャカランダの、  一鉢が選ばれ、佐賀市で育っている。