No.19
ジャカランダ(JACARANDA)通信
「災害は忘れたころにやってくる」多くの犠牲者を出した、平成11年の豪雨災害から2年、万全ですか?あなたの防災対策。小さな油断が大きな禍を招きます。くれぐれもご注意を。

寄稿No.8    蒲原敏博

昨年秋に70cmばかりに育った苗をもらって、一冬が過ぎました。12月にはひとまわり大きな鉢に移植しました。霜がおりるまでは、二階の日当たりの良いベランダに置き、寒い冬には私の部屋に入れておきました。日が経つにつれて枝が下の方から次々落ちてまいりました。家族の者はそれをみて「毛が薄くなっている、お父さんの頭のようだ」とからかいました。このまま枯れてしまうのではと心配しましたが、春がきて外に出してやりますと、目を見張るようにぐんぐん背丈が伸び枝がはり、今では私の背丈位にまで伸びています。早く花が咲くように大切に育てます。

寄稿No.10    坂村昭雄

昨年の5月に苗木を2本頂き、今日までの1年と2ヶ月の経過と現況を申し上げます。冬越しには2本とも異なる条件に置き、AとBの推移は以下の通りです。




(A)
H50cmの苗木鉢の径20cm
(B)
左に同じ。


(室内)上部に数枚の葉が残る。 (庭の軒下)ビニールでカバーしていたが葉が全部落ちたのでカバーを取り外す
(屋外に出す)鉢を径30cmH30cmに替えた。 左に同じ
H1.3M(鉢下より1.6M)葉の径0.9M H0.9M(鉢下より1.2M)葉の径0.5M
(現在)公園前の道路側に位置する玄関入り口のアプローチ石段に、下段にA、上段にBと並べて置いています。
寄稿No.9   前田文夫

“ジャカランダ”が嫁いで来たのは、昨年の鳥取地震の日10月6日でした。それから(先生の分身)ジャカランダの育成が始まる、和室の広縁、日当りの良い所に置き、水やりをし、毎日見ていたのですが、ある日全部の葉に虫が沢山いるのに気付き、慌てて薬品を散布、招かざる客は早々に退散、その後冬になり、枝葉が日に日に落ちていろいろと心配しましたが、今では大変元気で、枝があたかも鷹の羽根の様に生き生きとしており、新芽も両脇から25cmも伸びております。育てるということは、ことのほか楽しく今後も一層の努力をし、ジャカランダ通信を片手に、ご指導を仰ぎ、!!開花一番!!を目指します。

寄稿No.11   作田千都枝

苗木を頂いたのが昨年の9月でした。原産地が「ペルー」だと聞いてこの一株の苗にことのほか愛着をおぼえ育てています。それは、ジャカランダの古里「秘露」は私の古里でもあるからです。「絶対枯らせてなるものか」の願いをよそに、12月の終わり頃より葉っぱが落ちはじめ、年を越し、気が滅入っていたところ、春を迎えて小さな芽が吹き始めました。それを見たとき、生命力の強さに驚き、飛び上る程感動を覚えました。日増しに芽がのび我が家に来たとき45cmであった背丈も今では96cmに成長しています。すっかり我が家の一員になったジャカランダ、皆さんに負けないよう愛情をこめて育てていきます。

※紙面の都合で一部を割愛しております。ご容赦ください。