寄稿No.8 蒲原敏博
昨年秋に70cmばかりに育った苗をもらって、一冬が過ぎました。12月にはひとまわり大きな鉢に移植しました。霜がおりるまでは、二階の日当たりの良いベランダに置き、寒い冬には私の部屋に入れておきました。日が経つにつれて枝が下の方から次々落ちてまいりました。家族の者はそれをみて「毛が薄くなっている、お父さんの頭のようだ」とからかいました。このまま枯れてしまうのではと心配しましたが、春がきて外に出してやりますと、目を見張るようにぐんぐん背丈が伸び枝がはり、今では私の背丈位にまで伸びています。早く花が咲くように大切に育てます。 |
寄稿No.10 坂村昭雄
昨年の5月に苗木を2本頂き、今日までの1年と2ヶ月の経過と現況を申し上げます。冬越しには2本とも異なる条件に置き、AとBの推移は以下の通りです。
昨
年
の
5
月 |
(A)
H50cmの苗木鉢の径20cm |
(B)
左に同じ。 |
冬
越
し |
(室内)上部に数枚の葉が残る。 |
(庭の軒下)ビニールでカバーしていたが葉が全部落ちたのでカバーを取り外す |
春 |
(屋外に出す)鉢を径30cmH30cmに替えた。 |
左に同じ |
夏 |
H1.3M(鉢下より1.6M)葉の径0.9M |
H0.9M(鉢下より1.2M)葉の径0.5M |
(現在)公園前の道路側に位置する玄関入り口のアプローチ石段に、下段にA、上段にBと並べて置いています。 |
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寄稿No.9 前田文夫
“ジャカランダ”が嫁いで来たのは、昨年の鳥取地震の日10月6日でした。それから(先生の分身)ジャカランダの育成が始まる、和室の広縁、日当りの良い所に置き、水やりをし、毎日見ていたのですが、ある日全部の葉に虫が沢山いるのに気付き、慌てて薬品を散布、招かざる客は早々に退散、その後冬になり、枝葉が日に日に落ちていろいろと心配しましたが、今では大変元気で、枝があたかも鷹の羽根の様に生き生きとしており、新芽も両脇から25cmも伸びております。育てるということは、ことのほか楽しく今後も一層の努力をし、ジャカランダ通信を片手に、ご指導を仰ぎ、!!開花一番!!を目指します。 |
寄稿No.11 作田千都枝
苗木を頂いたのが昨年の9月でした。原産地が「ペルー」だと聞いてこの一株の苗にことのほか愛着をおぼえ育てています。それは、ジャカランダの古里「秘露」は私の古里でもあるからです。「絶対枯らせてなるものか」の願いをよそに、12月の終わり頃より葉っぱが落ちはじめ、年を越し、気が滅入っていたところ、春を迎えて小さな芽が吹き始めました。それを見たとき、生命力の強さに驚き、飛び上る程感動を覚えました。日増しに芽がのび我が家に来たとき45cmであった背丈も今では96cmに成長しています。すっかり我が家の一員になったジャカランダ、皆さんに負けないよう愛情をこめて育てていきます。 |
※紙面の都合で一部を割愛しております。ご容赦ください。 |
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