No.20
ジャカランダ(JACARANDA)通信
招かざる客、台風が我がもの顔で素通りしていく、人々は気象台が次々と発する、大雨・洪水・強風・高潮などの警報に一喜一憂しながら、しかめづらをして「暴君」の立退きを待ちわびる。大型台風11号は、九州・四国をかすめ、紀伊半島に上陸して、北海道まで日本列島を縦断した。自転車並の速度に、台風域は長時間の暴風雨に見舞われた。この度も、死傷者や住宅の浸水、倒壊をまねき、陸・海・空の交通機関は欠航・運休・遅延で大幅に乱れた。
幸いにも「ひろしま」は直撃をまぬがれ、高潮による一部浸水にとどまった。
あなたの台風対策は万全でしたか?台風シーズンはまだまだこれからも続きます。
Prevention is better than cure.
「用心にまさるクスリなし」「転ばぬさきの杖」という格言があります。
暮れぐれもご用心を。
さて、ジャカランダ君は如何していますか?
手塩にかけての慈しみ、さぞ栄養もゆきとどき、肉付き(幹まわり)も良く、背丈もずいぶんと伸びて見違えるようになっていることでしょう。
  1. 支柱が短すぎれば取り替えてください。
  2. 幹の徒長(伸びすぎ)を防ぎ、幹の枝ぶりを整えてください。(通信No.4を参照のこと)最上部の新芽を摘むと、そこから新しい芽が2本になって出てきます。
  3. 背丈が極端に伸び過ぎた場合は、最上部の摘芽でなく、枝ぶりを考えて、何節(ふし)目か下部を切断する。その場合左右に分かれて出ている葉の位置より少し上(約1センチ)を切る。なお、出来れば切口に癒(ゆ)合剤を塗るとよい。
    水が最も必要なときです。渇ききらぬように(日中の日射のきつい時間は避けてください。
寄稿 No.12   竹本怡央

昨年の10月1日に、ジャカランダを2鉢頂いて帰り、10月26日に一回り大きめの鉢に植え替えて、テラスに移し成長を楽しみながら水やり等の管理をしてきたつもりなのに、葉の色が徐々に茶色になり、枝が下の方から落ち始め、一本の棒に成ってしまったときは先生に申し訳ない事をしてしまったと思いましたが、ジャカランダは落葉樹かもしれないと思い、春に新芽が芽吹くことを祈り、骨粉入り油粕を施して、3月中旬頃から日当たりの良い場所に置いていたところ、4月15日に新芽を確認した時の喜びは大変なものでした。今年は、冬が来るまでにある程度の樹形が作れればと思っています。
※他の人の投稿を待っていて遅くなりました。