No.21
ジャカランダ(JACARANDA)通信
史上空前のテロリストによる大惨事が惹起し、世界の人々を震撼させています。
 アメリカで4機の飛行機がハイジャックされ、同時多発のテロが発生、死傷者は数千人に達するといわれ。日毎に被害は拡大し、想像を絶する史上最悪の事態が引き起こされた。
 憎みても余りある凶悪非道のテロリストの行為は断じて許し難いが、取沙汰されているような「戦争」への発展だけは避けねばなりません。
 さて、今は最もすごしやすい季節の真只中にあります。
 ジャカランダ君はどこも成長が著しいと報告があります。
 結構なことです。これもあなた方の精進の成果です。
  1. 倒れやすくなっていますから、台風時だけでなく適当な方策が必要です。大き目の鉢に植え替えることも必要。
  2. 前号に示した「徒長防止」と枝ぶりを整えるための剪定を行う。
  3. 越冬のための体力を養うために施肥を行ってください。
寄 稿 bP3     山田利明
「わしの所は標高230m。」「雪も降るし寒気厳しいところなんだから。」と断る。
 でも…、「やってみんさいや。」60pくらいの鉢植えを既に持ってきて、否応なし。
 これがジャカランダとの出会いでした。帰路、まもなく冬がって来る。育てる自信なし。
 いろいろ考えた揚句、近所の友人越智夫妻が山野草に熱心だと思いつき、早速保育してもらうこととする。これまた否応なしだ。
 小島さんから便りが届くたびに一読しては、そのご夫妻に再発送していました。
 久しぶりに越智さんより成長ぶりを見に来るように言われ、参りました。
 青々としたしなやかな枝葉にびっくりし報告することとしましたが、ずいぶんな苦労話しがあるようです。
 それを本人からの報告とします。
 寄 稿 bP4   越智伸男・佐津枝
拝啓、朝夕の涼風はすっかり秋めいて参りましたが、日中の暑さはまだまだ続きそうです。
 初めまして、山田先生を通しての「ジァカランダ」との出逢いを戴きました越智でございます。
 苦労話等の報告……、それはそれ……、標高230m、雪も降る寒気厳しい所なんじゃけー。
 先日山田先生から20通信を読ませてもらい、竹本様の寄稿文と私共の成長ぶりがほぼ同じ状態でございます。
 皆様の手元にある「ジャカランダ」を拝見させて頂くチャンスがあれば、今後の「育成」にもっと意欲が持てると思います。
 本日は、寒気厳しい「熊野産〜ジャカランダ」の成長ぶりの写真を同封させてもらいます。
 今後共ご指導の程宜しくお願いいたします。
 熊野産「ジャカランダ」は2本立(双幹)です。