No.24
ジャカランダ(JACARANDA)通信
 殺伐とした昨今の世相にあって、正に一服の清涼剤ともいえる朗報が流れた。「雅子さん女子を出産」そのとき誰もが喜ぴに沸いた。
 8年半にのぼる辛抱の暁、喜びもまたひとしおの感がする。私はすぐジャカランダの開花に思いを馳せた。「3年…5年…いや8年経ってもきっと実らせてみせる。」と、幻の花には絶対に終わらせない。
 はるか先、そのときのジャカランダ同好の士の歓喜に満ち満ちた顔・顔・顔はいつまでも消えることはないでしよう。
CONSTANT DROPPlNG WEARS AWAY A STONE
点滴石をうがつ(微カでも根気よくやれば成功する)
今年はカメ虫(椿象・亀虫)がやたらに多い。カメ虫が大量に発生すると、その年は雪が多いと古人は言い伝えている。そうなれぱ、この冬は雪が多いことになる。暦も立冬、小雪が過ぎ、12月8日の大雪を迎えようとしている、いよいよ冬将軍の到来も間近です。越冬準備は万全ですか?(ニュース5号・9号を読み返してください。)

越冬のための復習
  1. 鉢を室内か軒下に入れて直接の降霜をさける。「もうとっくにやっている」だって、グッド、さすがは優等生だね。
  2. 軒下の場合は、土間なら掘って鉢を埋める。コンクリートなら発砲スチロールの中に入れる。鉢の周囲に籾殻か藁をしくとよい。
  3. 幹が弱っていれぱ、菰(こも)か藁(わら)を巻く。または、水道管の凍結防上用の保温パイプか樹木用テープ(ドンゴロス)を巻く。
  4. 地植の場合は、枠囲いをしてビニールを張る。この場合、日中の日射が強いときは通風対策が必要。
  5. 施肥は来春まで不要だが、乾燥しきらないように注意する。
  6. 冬眠中といえど、ふとんをはいでいないか、寒がっていないか、のどを乾かせていないか、寝つきよいか、観察はくれぐれも怠りなくご注意申す
21世紀の初年もあとわずか、どうぞお元気で新しい年をお迎えください。