No.27
ジャカランダ(JACARANDA)通信 |
「木の芽立」どき、寒さをじっと耐えて迎えた春、木々の芽が萌え出る待ちに待った好季節、貴方のジャカランダ君、如何していますか?。 「もうとっくに、目を覚まして、元気に成長している」、、、、って、、それは、結構、結構、ここで、一寸振り返って見ましょう。 おととし(一昨年、2000年)5月に発芽して、同じ背丈に成長したその秋、様々な、処へ嫁いで行ったジャカランダ。1年目の冬は思わぬ寒さに面喰らい、生後6ヶ月のか細い苗木は、そのほとんどが根元まで枯れてしまった。 育ての親は、誰もが未経験揃い、さりとて不安を払拭してくれる適当な指導書も見当らずただ「ジャカランダニュ−ス」を片手に、愛情込めた慈しみは、見事に幼い樹木の生命を蘇らせた。そして今年、2度目の冬を迎えた。1年の経験は、育てる者と育てられるものの、信頼関係を、益々厚くし、初年度とは違って落葉後も、幹全体は生気を失うこと無く緑を保ち続け次なる成長へと、歩みだしている、やがて(5月5日)2回目の誕生日を、迎えようとしています。 様々な貴重な体験を重ねた2年間で有りました。とても長く感じられた年月でもあった。 しかし、ジャカランダに対する愛着とジャカランダを通じての友情の絆は、益々強まっている。 さあ−、開花を目指して一層の精進を続けましょう。 現在我らがジャカランダ君は、大きな鉢に館を替えたもの、庭の一隅にどっかと、腰を据えたもの、学校や公園に居を移したものと、一様ではありません。又、その成長ぶりは千差万別で、中には幹廻り根元で12p、背丈2メ-トル70pのものもある。平均して幹廻り約7p前後、背丈2メ-トル前後と、思われます。 たとえ、その平均値に届かなくても、意気消沈は禁物。鉢植えは地植えより成育が遅れるのが通例です ALL iS WELL THAT ENDS WELL 「終わり良ければ全て良し」 「仕上げが肝心」
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