No.28
ジャカランダ(JACARANDA)通信 |
誕生日を迎えて 故郷のアフリカで花を咲かせ、多くの人々に喜ばれ、称えられ、実を結んだ処を見初められて、見知らぬ国ジパングに連れてこられた。目を覚ましたときは(5月5日発芽)爽やかな心地よい春の季節だった。だがそれも束の間、梅雨。高い湿度、猛暑、そして寒い冬と、予想だにしなかった烈しい気象の変化に、身も心もボロボロに成った。だけどお陰様で今では逞しく成長して、2回目の誕生日を元気に迎えられた。これも心を込めて慈しみ育ててくれた、貴方のお陰です。 有り難う御座います。 ジャカランダより。 * 喉を乾かしていないだろうか、腹を空かしていないか、悪い奴(虫)に苛められていないか、風が吹けば支えてやり、寒さが来れば風邪をひかぬようにと、細心の気配りを欠かさない貴方の努力が気候風土の違いを乗り越えて成長へと導いてきた、正に愛は強しの現代版と言えます。 * 植物を愛することは、自然を大切にすることであり、環境を守る事に通ずる。 そして何よりも自らの豊かな情操を養う事に有る。 さあ−、「一時の懈怠(けたい)は一生の懈怠」に通ずる、3年目の成長期に向けて、切磋琢磨を続けよう。
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