No.32
ジャカランダ(JACARANDA)通信
 「ああしたらどうだろう…」 「こうしたらどうだろう…」と、言っている間に「時」は容赦なく通り過ぎていく。結果は何もやらずじまいに終わってしまったでは、扶養義務責任が果せたとは言えません。如何ですか?。管理に手抜かりは有りませんか?。
「そういえば当分見ていない」…いや、いや。ジヤカランダメンバ−に、そんな怠け者はいない、と、天の声、 やれやれ、ひと安心。
今年はとんと雨が少なかった。「乾燥注意報」が絶え間なく飛び出し、警戒を促している。
ジャカランダ君は太陽と水を殊の外好む植物、確かに「水を極端に(ほとんどやらずに)少なくして育てる」育成方も無いでもないが、これは幼木の時や、鉢植えの場合には当てはまらない。
鉢植えは夏分は特に鉢が太陽で熱せられ、鉢に向かって伸びた根を傷める、だから夏期の水やりは、日中には行わず、朝、夕とし、夕方の水やりには先ず、鉢を冷やして(鉢の周囲に水をかける)から、水を施すと良い。日中に水をやると、鉢の熱を通して鉢内の水分は、お湯となり、悪影響を及ぼすは必定。ご用心、ご用心。「もっと早く言ってくれれば…」って、 これ、これ、これは常識、常識。 水は春から秋に掛けて十分に施してください。乾季で水の節約と言わず、たっぷりね。

  管 理 目 標
  1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
置き場所 室内の日当りの良い場所 戸外の日当りの良い場所 室内日当り良い場所
水やり 乾かし気味   たっぷり 乾かし気味
肥  料       2ヶ月に1回(油 粕・骨 粉)    
害虫駆除       カイガラ虫など害虫の防除    
作  業 防  寒   挿し木・種まき植え付け       防  寒
  1. 来春は丸3年となるので露地植えに切替が良かろう(幹の直径3p程度)
  2. 露地植えの場合、麻の保護テ−プなどで幹を巻くと枯れ込みが少ない。
  3. 幹が大人の腕ぐらいの太さに成ると、開花が期待できる。
  4. 低温に当てないと落葉せず、開花しない(年中同一温度の温室内では開花しない)
H,14,10,2