No.35
ジャカランダ(JACARANDA)通信

長らくの御無沙汰如何お過ごしですか?。

彼岸の入りを間近に迎えようとしているとき、未だ寒気冷めやらぬ日々を重ねています。 我がジャカランダ君、暖冬予想を翻し、事の他の寒さにも負けず、じっと春の訪れを待っています。 年、一年と日本の気候にも馴染みしっかりとした根幹を表し、春の発芽に、大きな期待を寄せています。日本で誕生し、初年度の寒気には、幹は根元まで枯死し、二年度は幹の中途までに止まり、今年三度目の冬は、落葉はあるものの、ほぼ全身を健全に維持しています。全国的に発刊されている植物カタログには「世界三大花木の一つ!花も葉も美しいジャカランダ」・「さすが、世界三大花木に選ばれる事は有る!と、誰もが絶賛する程美しい、ライラックブル−の花・シダに似た葉は観葉植物としての価値も高い」と、褒め称えています。  この春は楽しみも更に倍加しそうです。
インタ−ネットで見ると、全国にジャカランダの愛好家が増え、今や植物愛好家の共通の話題となっています。幼木の時は観葉植物として親しまれ、成木に育てて開花を待つ人も多くみられます。 我がグル−プのジャカランダの兄弟姉妹は、地元広島をはじめ、阪神、山陰、九州へと遠征し、こよなく愛され、慈しめられています。開花迄には、今少し時が必用ですが、楽しみに待っていましょう。
  1. せっかちな人から「もう外に出しても良いだろう」と、訪ねられますが、気温が安定するまで、もう暫く現状維持がいいでしょう。
  2. 植替えや剪定は発芽時期までしないようにして下さい。
  3. 今やることは寒肥を施し、防虫に気をつけることです。
  4. 発芽直前になると、幹全体のバランスを見て、容姿を整えて下さい。(大胆に切断しても良い)
  5. 根が鉢底から出たり、幹の大きさと鉢のバランスがとれないものは、梅雨時に植え替えて下さい。
  6. 鉢から庭に移植する場合も同様で、鉢の土を崩さないように移植することです。