No.4
ジャカランダ(JACARANDA)通信
毎日挨拶してますか?  ――それは結構――  じゃ−お尋ねします。
どれだけ背が伸びましたか?(分からないって……… こらこら見てないね)
「見る」ということは「調べる」「世話をする」という意味も持っているんですよ。
これからは良く見てね。私はもらいだちですって。なるほど、それなら無理だね。だが、その時の背丈が出発点で肝要。お忘れ無く。庭に出る度に、メジャ−か物差しを探しているようでは嘘になります。目盛りを付けた細くて長い棒を1本用意しておいては如何ですか。ムチならぬ「愛」の物差しが(園芸店に「カラ−園芸竹」120cmのがあります)何かと便利ですよ。
  1. ジャカランダは成長すると高さ15mにもなる落葉高木です。分岐せず、まっすぐに成長するので、余り大きくしたくない場合や枝を作りたい時には、適当な背丈で摘心(新芽を摘み取る)してください。

  2. 摘心すると摘んだところの両脇から芽を吹き出します。
    (冬期には摘心しないこと。――お休み中だから――)

  3. 環境が変わった時や成長期に下葉が黄変して、葉の付け根から取れてしまうことがありますが、心配御無用。成長と共に下葉は落ちます。そこからは新しい芽が出ることはありません。

  4. 成育が不十分と思われる場合(日射不足・水・施肥不足・強い風が通り抜ける場所に置いた時などは、これまでの注意事項を参照のこと)は、葉からの吸収の速い活力液「ハイポネックス速効スプレ−液」を使ってみては如何ですか。これは活力剤であって肥料ではありません。
    (使用前にラベルの説明書をよく読んで使ってください)
※「うれしい便り」を紹介  嫁いで行ったジャカランダ、今どうしているだろうかと物思いに耽っていた矢  先、突然嬉しい便り(友人経由の電子メ−ル)が飛び込んで来た。 「ジャカランダの木は好評で、妻などはぜひ花を咲かせたいと今から意気込んで  います。解説書もユ−モアがあり、この木への愛情を感じられ、ほほえましく  拝読しました」
発信者 廿日市市四季が丘  今田一幸さん