No.45
ジャカランダ(JACARANDA)通信
飛  翔
平成17年元旦

JACARANDA FRIENDS

あけましておめでとう 今年もよろしく

今年こそ傍で紫雲木の美しい花が眺められますように!

皆さん、新しい年をお元気でお迎えのことと思います。今年の干支は酉年です。
 とり年は「先見の明があり、将来に対する確実な見通しを持ち、行動は計画的で無駄が無い」と云われています。この酉年の優れた特長を生かして、今年も逞しく大きくはばたいてください。

 (新春に思う)

 社会の様々な不安と、思うにまかせられぬ焦燥感にとらわれながら戦後の還暦、被爆60年を迎えた。廃墟から立ち上がり、奇跡にも似た復興と経済成長を成し遂げた。そして60年の歳月は国内外の情勢に大きな変化をもたらせた。「国際協調J「国益」の言葉が一人歩きし、人道支援の名のもとに、これまでタブーとされていた自衛隊の戦地、海外派遣が罷り通っている。被爆60周年を迎えた被爆県・広島の使命は野蛮な殺戮、非人間的な戦争を全世界から無くし、世界の真の平和に貢献する事に有ります。その為に被爆体験の継承と核兵器の訴えを絶えまなく発信し続けなければなりません。殺戮

 (ペルーのジャカランダに期待)

 2000年以来、現在まで、5ケ国6地域のジャカランダを栽培し、140名の方々が200本を越えて育成中。この間、昨年は2ケ所で開花し希望を大きく繋いだ。だが原産地ぺルーのジャカランダが未だ入手出来ず残念な思いが払拭できない。今年こそ念願を果たしたい。因みにペルーはスペイン語国でジャカランダをハカランダと呼ぶ。更にJACARAN DOの語源を解説すると、陽気な、屈託の無いさっぱりとした、容姿に自信があると記され、ジャカランダを容易に想像できる