No.48
ジャカランダ(JACARANDA)通信

堪えて堪えて7ヶ年!「ジャカランダの館(小島)で初の快挙」

1、アフリカ産・種蒔2000年4月10日

        発芽・同年、5月 5日

2、ロス産・  種蒔2000年4月 6日

        発芽・同年、4月25日

3、開花確認・何れも2007年6月17日

 ジャカランダとの出会いは南アフリカ共和国の首都プレトリア、ノウゼンカズラ科で熱帯・亜熱帯各地で街路樹として利用。樹冠一杯に咲く紫色の花が雲のように見え「紫雲木」と、呼ばれています。

 ジャカランダと取り組んで7年、ラッキ−セブンの今年こそ開花の夢を実現したいものと密かに胸を膨らませていたところ、願は見事にかなえられた。3mを超えた背丈の枝々に、可憐な蕾が「やっと、お会いできましたね」と、言わんばかりに、初夏のそよ風にたなびきながら、にっこりと笑顔をのぞかせて挨拶しています。「や-、有難う本当によく来てくれましたね」待ちに待った遠来の友人、存分に手足を伸ばして、自由奔走に咲き誇って欲しい。この際ジャカランダの神秘的な魅力で、多くの人々に感動を与えてください。

さあ−、次は貴方の番です、喜びを共有できる日を信じて、更なる努力を惜しむまい。
今日の日の開花は、此れまで試行錯誤を繰り返しながら、亜熱帯の地域でなくても、日本の風土で生育できるジャカランダを!と、流した汗が報われたものです。小さな灯火をともそうと、ささやかな精進を重ねた結果の、大きな大きな喜びです、志を共有するみんなの喜びです。

(開花特報・平成19年度)

其の1、 平成16年に開花第一号の座を占めた、広島市東区の「河野 平」さん御夫妻が
      牛田のマンション12階で再度、開花に成功。

其の2、 中央森林公園でも、平成16年から、3度目の開花、事務局長の桜井さんより
      連絡が入る(三原市本郷・広島空港近く)

其の3、 開花3号は、境田(元、広銀支店長)さんが、石内の見真学園で育てている
      のが、6月開花、此れを3号と確認する。

其の4、 開花4号は、ジャカランダの拠点(小島宅)で6月開花、此れを4号と確認す
      る。(上記の写真)                   2007/7/3    作