No.9
ジャカランダ(JACARANDA)通信
I wish you A Merry Christmas and A Happy New Year

いよいよ21世紀もカウントダウン(秒読み)に入りました。
あなたにとって世紀末とはどんな年だったでしょうか? 過去を振り返り反省し、そして将来えの戒めとする、これぞ他の動物には真似のできない人間固有の真価といえまいか。
「過去を振り返ることは将来に責任を持つことである」とは、ローマ法王パウロ2世が来広されたときの言葉です。過去を振り返る人とふり返らない人とでは人生の行方に大きな開きをもたらすでしょう。「人生とは日々を消化するのではなく日々を刻むものなり」これは私の人生訓、聖人君子のようなお説教はこれくらいで何はともあれ、健康第一、楽しい明日のために今日一日のさわやかな汗を流そう、良いお年をお迎え下さい。
  1. 寒さが身に凍みる今日この頃、ジャカランダもさぞ日本の寒気にとまどい 驚き、おののいていることでしょう。寒風が直撃しない手立てを施していますか、大地には地熱があるが鉢植は寒気をモロにうけるので要注意、家の中に入れている場合は暖房の無い場所がいいでしょう。それに一日中部屋の中に閉じ込めて置くより天気の良い日には、午前10時頃から午後2時頃までは日当たりの良い庭に出した方がよりベターといえます。「おっと!昨夜は中に入れるのをわすれちやった」……って こら、こら! 折角の努力も水の泡、あなた自身寒空のもとで一晩中外でがまんできますか? 自分が暖を求めるならジャカランダだって同じこと、そうそう、いい諺がある
      「DO AS YOU WOULD BE DONE BY 汝の欲するところを人に施せ」
  2. 大地に地熱があるからといって今の時期(苗)に庭に植えっぱなしは禁物です。
    空気中の水分は冷えて霜となり、地中の水分は霜柱となる。庭に植えている場合は、周囲をビニールで囲い屋根をして下さい。ジャカランダにとって今が正念場日々の観察を一段と念入りに、この冬の寒さを凌げばOK、過保護に陥らず逞しく育てて下さい。自分の上衣をそ−っとかけてやる優しさを忘れない限り、春には大いなる成長を喜びあえるでしょう。